マイクロファイナンスを使って、すべてのろう者が自立できる世界を目指しています。
国際協力の世界では「援助慣れを避けるために、物や金をばらまくのはやめよう!」という考えが浸透しています。
その代り、「技術やノウハウを伝え、自立を支援しよう!」という動きが多く見られます。
例えて言うならば、「魚その物をあげるのではなく、魚釣りの方法を教える」ということです。
しかし、釣竿、餌、魚を入れるためのケース、売るための場所代など色々とお金が必要になってきます。

そこでYes, Deaf Can!は、自立を目指しているろう者たちに小口の融資や貯蓄などのサービスを提供し、彼らの自立を促し、貧困から脱出することを手助けします。

発展途上国では、企業における雇用機会が少ないため、ほとんどのろう者は両親や親類からの援助、自営業かファミリービジネスで生計を立てており、非常に不安定な生活を送っています。

また、貧しい人々は、預金口座や保険などのサービスといった一般的な金融サービスへのアクセスが無い状態です。
Yes, Deaf Can!はこういったサービスに応えます。

少しでも多くのろう者が自分の可能性を生かし、それぞれが経済を保ちながら自立した生活を営むことができるよう支援します。


なぜ「マイクロファイナンス」に焦点を当てるのか?

途上国の成人ろう者の殆どは仕事を持っていません。 
また、日本と違って障がい者雇用法がありません。 
両親または他の国へ出稼ぎに行っている親類からの送金に頼っている状態です。 

私達の中には、
「家ににある不要品を送って物質支援すればいい。」
「いらなくなった○○をどこかの途上国に送れないでしょうか。」
「総合学習の授業の一環で○○を集めましたがどこへ送ればよいですか。」
と、考えたり言う人が多いと思います。

しかし、それでは物質援助に対する依存を招く可能性があります。 

みなさん、一緒に考えてみよう!!! 

たくさんの人々が世界の貧困に関心を持ち、何か自分のできることはないか考え、行動することは大変素晴らしいことです。 
その気持ちを無駄にしないためにも、その問題と関わり方とその意味を知り、色々と学ぶことも大事だと思います。
そういった姿勢が、本当の国際協力につながっていくのではないでしょうか。 

まず、物を集め始める前に「物資援助」について考えてみましょう。

 「私たちが身近でできる国際協力=途上国に物を送る」
このように発想する人はとても多いです。 
もしも、自分の持っている衣料品・文房具等が遠く離れた途上国の人々のもとへ届き、その物資が役立ち、喜ばれたならとても素敵なことでしょう。 
しかし、本当に私たちは「途上国にものを送る」ということがどういうことなのか、ちゃんと理解できているのでしょうか? 
本当に私たちの送ったものが喜ばれ、役立ち、国際協力につながっているのでしょうか・・・??

自分にできる国際協力を見つけて行動することは大変素晴らしいことですが、物資を集める前に、”途上国にものを送る”ことがどういうことなのか、 それが抱える問題点を知っておくべきではないでしょうか。 
実は大規模災害時などを除いて、途上国に継続的に物資援助を行っている団体は実はそれほど多くありません。 
「途上国にものを送る」ことの問題点を知ることで、なぜ多くないのかが見えてきます。 まずはみなさんで考えてみましょう。なぜ多くないのか? 
その理由の1つとして、途上国の人々は物資援助に対して依存をしてしまい、それが働くということに繋がらなくなってしまいます。 
国際協力を行っているNGOは、それぞれが対象としている国や地域の人々の暮らしが少しでも良くなることを考えて、様々な活動をしています。 
最も重要なことは、活動国・活動地域の人々が自分たちの意志と力で生活を改善していくことではないでしょうか。 
自分たちの身の回りにどんな問題があるのか、その解決のためにどうしたら良いのかを彼ら自身が考える、NGOにできるのはその手助けです。 
自分で努力しなくても他人から物が与えられるのでは彼らが援助に頼ってしまい、彼らの自立を妨げることになります。 
特にその物資援助が一時的なものだとしたらどうでしょう。
それは送り手の自己満足で終わってしまうことになるのではないでしょうか。 
必要としている物資を同じ国内で生産することができたら、そこで働く人たちの収入にもなり、さらに良い効果を生むでしょう。 
しかし、生産するにはたくさんの費用が発生します。 
そこでYes, Deaf Can!は彼ら自身が自分の力で金を稼ぎ、貧困から脱出できるような仕組みを作りました。 
「魚を釣り与えるのではなく、魚の釣り方を教えるべき」という言葉は、まさに本質を捉えた教えです。 
マイクロファイナンスは、貧困層が自活するためには絶対不可欠な制度だといえるでしょう。

みんなで途上国のろう者を応援しよう!
Yes, Deaf Can!は世界のろう者を支援する国際協力団体です。

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